山門

山門
    コンクリート作りの山門は、黄色い瑠璃瓦で覆われ、梁と柱には中国宮殿でよく見かける「和璽彩画」の紋様が描かれている。山門の上には、六角形の出っ張った「門眼」が四つ付いている。門眼は古代において、邸宅の格付けの象徴であった。また、門前の左右両側にはそれぞれ8トンにも及ぶ大理石製の獅子像が安置されている。足でボールと戯れているのが雄で、幼い獅子を足で押さえているのが雌である。