文烈士祠、武烈士祠

文烈士祠と武烈士祠
(一)文烈士祠:
     文烈士祠は大殿の左側にあり、面積は403平方メートル、高さは13メートルある。鉄筋コンクリートの建造物で瑠璃瓦を使用していて、天井には中国装飾の紋様が施されている。中には身を捧げた時代により「開国」、「討袁」、「護法」、「抗日」、「勘乱」の各時代の順によって、諸烈士が祀られている。毎年春と秋には内政部長が慰霊祭を執り行い、行政機関各院の秘書長が参列する。位牌は100人単位で合祀されている。個人名義の位牌は元首だった指導者や特別な功績を残した烈士たちのみとなっている。
(二)武烈士祠:
     武烈士祠は大殿の右側にある。建築方式は文烈士祠と同様で「東征」、「北伐」、「剿逆」、「抗日」及び「勘乱」の時期別に烈士諸氏の英霊を祀っている。毎年春と秋に国防部長が慰霊祭を執り行い,参謀総長及び各軍の司令官が参列している。個人名義の位牌は将校官位のみで、佐官と尉官の位牌は100人単位で合祀されている。士官と兵士は名簿の納められている合祀箱によって祀られている。